育ちへの祈り

 すがすがしい五月晴れの日に親子で大型バスに乗り「市原子どものくに~キッズダム~まで遠足に出かけることができました。当日は集合時間等に協力いただきましてありがとうございました。事故や怪我無く予定していた時間帯で順調に過ごし満足感たっぷりの一日になりました。心なしか新しいクラスの友だちや先生との距離が少し縮まって親しみの気持ちが膨らんだように思います。これから一学期の後半に向けて更に皆で関わりながら園生活を楽しめたら嬉しいです。

 子鹿幼稚園は園庭にある田んぼで「米作り」を50年近く続けています。幼稚園や保育園の園庭に田んぼを作っているのは市内では聞いたことがありませんので、おそらく一園だけかと思います。「米不足によるの高値」のニュースが続く中、子どもたちにはとても貴重な体験であることを話して年長児が田んぼに入りました。「自分たちで育てたお米を食べる」のを楽しみに稲の育ちを見守っているところですが、農家さんから譲っていただいた時に苗が半分以上枯れかかっており、どうしたものかと訪ねたところ今年は気温が高い日が多く田植えが早かったためとの返答がありました。残念な気持ちを伝えると田んぼの水に行き渡る肥料を蒔きにお越しくださりました。
また、日曜日も欠かさず給水のために園に寄ってくれた先生もいました。
何日かして苗の株のうち、枯れた苗が垂れて間にある元気な苗が残る様子が見られました。諦めないで良かったと本当に嬉しかったです。元気に頑張って生長している苗を大切に園で見守り、秋には園児たちと「おいしいね」と貴重なお米を食べられるように育てていきたいと思います。 食べる事は自分の体を作る大切な事。子どもたちには好きな食材だけで無く色々な食材に興味をもち、健康に大きく育ってほしいですね。

園長 熊田佳美