認定こども園一年生

令和8年4月から、子鹿幼稚園は幼稚園型認定こども園に経営を移行しました。 準備に要した約一年間、膨大な量の書類の作成に時間を費やして過ごしました。 その間にポーロニア学園の立ち上げの際の資料や沿革など、子鹿幼稚園の歴史を 振り返る事も多く、自園を見つめ直す機会にもなりました。

いざ、こども園としてスタートしてみると、50年以上にわたり「幼稚園」として 運営してきた活動に「保育園」の機能が加わり、対応に戸惑いが出たり保護者の 皆様へのお願いが発生したりと、日々新しい出来事に直面しています。 少子化に伴い、社会全体で子どもの数は減少していますが、その分ひとり一人の 子どもに丁寧に寄り添えるチャンスの時でもあります。認定こども園になって 一年目、新たな気持ちで毎日の保育活動を充実させていきたいと思います。


園長 熊田佳美

人を成長させてくれる達成感

 節分に園児たちと豆まきをおこなってからは三寒四温を繰り返し春に向かうのだろうと思いきや、雪に見舞われる初春を過ごしました。外遊びが大好きな子どもたちは園庭で走り回ったり体育教室で教えてもらったドッジボールで動き回ったりして毎日のように体を動かして遊んでいます。

 室内では子鹿パーティーの劇の発表を終え、ホールで使っていた大道具がクラスに持ち込まれると、さっそく演目のごっこ遊びをして楽しんでいる様子が伺えました。週末には自分のお面や小道具を持ち帰っている様子だったので、ご家庭でもお子さんの劇の話題がしばらく続いて余韻を楽しまれたのではないでしょうか。継続して練習に励んできた演目の一つ一つは誰かが頑張ってくれて成り立つものではなく、配役を受け持っている一人ひとりの皆が持っている力を出し合ってこそ完成する活動でしたので、どの子も意欲を無くさずに「楽しかった」と最後に発する言葉を聞くことができて本当に嬉しかったです。達成感に満ちた子どもたちが一段とたくましく見えました。
3月に入ると残りの園生活があっという間です。それぞれ進級や就学に向かって蓄えておきたい力や忍ばせておきたい精神を意識して園児たちと過ごしていこうと思います。貴重な一日一日をできるだけ休まずに元気に登園できますよう、ご家庭でもより一層の健康維持を心がけてお過ごしください。

 さて、今月の保育便りでお知らせが出ましたが、この3月をもって大磯菫先生とチューリップ号運転の生駒実さんが退職されます。子どもたちの可愛らしさを見つけ出して笑い転げる優しい菫先生と安全運転で子どもたちの通園を応援してくださった生駒さんに対する皆様からの今までのご厚情に深く感謝申し上げるとともに、お二人のこれからのご健康とご多幸を心からお祈りしたいと思います。

園長 熊田佳美