想定外を想定する大切さ

 長い夏休みの間、皆様いかがお過ごしでしたか。気温40度近くの酷暑の日も ありましたが、幼稚園の預かり保育で登園していた子どもたちは元気に水遊びな どを楽しんで過ごしました。庭の田んぼは稲穂が出来、新しいアスレチック建設 も進みました。2学期にたくさん戸外での運動あそびを充実させていけたら嬉し いです。
 休み中に熊本県では大きな地震が発生し、千葉県も記録的な大雨による災害が 起こりました。幼稚園も一時的に園庭が冠水しましたが、その後、水が引いて被 害が及ぶことなく過ごしています。被災された方々は復興にご苦労されているこ とと思うと胸が痛みます。今回のように、いつ、どこで起こるかわからない災害、 いざという時に、どんな行動をとるのが望ましいのかを改めて見直す機会になり ました。また、万が一に備えて施設設備や備蓄等の対策や避難について、幼稚園 ではマンション管理センターとも連携を取りながら教師、職員で再認識し、子ど もたちにも命の大切さと守る行動の安全教育をしっかりと行いたいと思います。

園長 熊田佳美

楽しい夏休みを!

一学期も無事に終了の時期を迎えました。新入園、進級の頃の姿からみると、 どの子も幼稚園やクラスの中で自分の居場所を確立して、みんなと行動することが 楽しくなってきているように感じます。話に登場するお友だちの名前も増えている のではないでしょうか。ご家庭では明るくお子さんを送り出し、いつも支えてくだ さりありがとうございました。

これからしばらくの間は夏休みとなります。季節ならではの体験をご家族の皆さ んと一緒に楽しみ、一回りも二回りも大きく逞しくなった子どもたちに会えますよ うに。

事故や怪我無く、健康に気を付けてどうぞ良い夏休みをお過ごしください。


園長 熊田佳美

認定こども園一年生

令和8年4月から、子鹿幼稚園は幼稚園型認定こども園に経営を移行しました。 準備に要した約一年間、膨大な量の書類の作成に時間を費やして過ごしました。 その間にポーロニア学園の立ち上げの際の資料や沿革など、子鹿幼稚園の歴史を 振り返る事も多く、自園を見つめ直す機会にもなりました。

いざ、こども園としてスタートしてみると、50年以上にわたり「幼稚園」として 運営してきた活動に「保育園」の機能が加わり、対応に戸惑いが出たり保護者の 皆様へのお願いが発生したりと、日々新しい出来事に直面しています。 少子化に伴い、社会全体で子どもの数は減少していますが、その分ひとり一人の 子どもに丁寧に寄り添えるチャンスの時でもあります。認定こども園になって 一年目、新たな気持ちで毎日の保育活動を充実させていきたいと思います。


園長 熊田佳美

会話から生まれるコミュニケーション

ツツジの花が咲き始め、初夏を思わせる陽気の日もあり、早くも半袖姿の子どもや先生を目にしました。
今週行なっている個別面談では時間を作って園までお越しくださりありがとうございます。園と家庭でお子様の情報を共有して子育てを協力し合えたら幸いです。
余談ですが、私が担任をしていた時代は「家庭訪問」がありました。 幼稚園があるガーデンタウンは車の通りから中に入ると遊歩道を伝って住居の建物、木々、公園などが配置されています。朝の園児が登園する時間や日中は鳥の鳴き声が響き、とても平和な空間に感じます。
4月からは門でのご挨拶を郁乃先生とバトンタッチしました。少し寂しい気もしますが、日中での園児とのエピソードなどについて保護者の方々とお会いした時におしゃべりしたいと思います。

園長 熊田佳美

お子様の進級・ご入園おめでとうございます

木蓮や桜の開花が続き、穏やかな春休みでした。皆様いかがお過ごしでしたか。お子様の入園や進級に伴い環境が変わる時ですが、子鹿幼稚園は、先生と子どもと保護者の皆様の距離が近く、気さくにお話ができる所がとても良いと思っています。もしもわからないことや心配なことなどがあった時は、ためらうことなく声に出すようにしてみてください。自分一人のエネルギーだけでは解決できないことも、周りの人がヒントをくれて安心に繋がっていくことでしょう。幼稚園生活の楽しさや充実感を皆が一緒に感じていけますように、どうぞ安心して私たちにお任せください。

園長 熊田佳美

次のステップへの蓄え

 突然の雪景色が溶けた途端に春の風を感じる季節になりました。
 早いもので、もう3月の保育だよりを発行する時期なのですね。先日に行なった「子鹿パーティー」では、どのクラスの子どもたちも委縮しないでいつも通りの演技ができていたように思います。

年長さんの中には、前回のプレーデーの演技発表の時までとは違い、人前で踊りを踊れるように成長していた男の子も見られました。この変化は私たち教師にとってとても大きな出来事でした。今学期から年少さんの牛乳当番が始まりましたが、ひとり一人が自分のクラスと名前を発言する機会になっています。当番活動は、年中や年長組のリーダー活動へと続いていきます。始めは、照れたり緊張したりして声が出せない子がいたりしますが、繰り返しの毎日の中でちょっとしたきっかけで声に出せるようになる時があります。その瞬間の手助けができた時や目にした時に、とても嬉しい気持ちに満たされます。一歩前に進んだ瞬間というのでしょうか、殻を破った瞬間というのでしょうか、間違いなくその子の成長の瞬間が目に見えた時だからなのだと思います。

保護者の皆様はいかがでしたか。我が子や我が子の同級生が毎日の積み重ねで培った成長の様子を感じ取っていただけたのではないでしょうか。力をつけた子どもたちは次のステップに進んでいきます。新たな一歩の踏みだしがスムーズであるように、残る3月の園生活は進級や就学に向けて精神面や行動面で意識した関わりをしていこうと思っています。ご家庭でもプレッシャーにならない程度にお子様を励まし、良い行ないができたときは褒めて、自信が増えていく学期末にしていきましょう。

園長 熊田佳美

何事もウマくいきますように

謹んで新年のお慶びを申し上げます。

 早いもので令和になってから8年目を迎えます。今年は「午年」。街場に逃げ出した馬が自分で帰っていったという面白いニュースを新年早々にテレビで見ましたが、あちらこちらで「〇〇がウマくいきますように」と馬にかけた言葉もたくさん耳にしました。
 当園では今年の4月から「幼稚園型 認定こども園」に移行する運びとなりました。これまで積み上げてきた幼稚園の教育活動の良いところを無くすことなく、新たに導入される保育を必要とするご家庭への子育て支援をうまく取り入れていけたらと思っているところです。

 何か新しい物事に取り組む時に、上手くいくように期待したり情報を念入りに集めたりしますが、実際に進めていくと思わぬ支障が見つかって不安や問題も起こることがあります。在園の皆様からのアイデアや質問などがより良い活動計画につながることがありますし、子どもたちや保護者の皆様の協力によって達成や充実した結果を得られることも多いです。引き続き、今年も後押ししていただけましたら幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
 2月には「子鹿パーティー」を予定しています。各クラスで取り組む劇は一人ひとりに配役があって、歌、台詞、踊りの振り付け、登場や退場のタイミング、舞台上での立ち位置など覚えることがたくさんあります。そして小さな役者たちが協力し合って一つの劇を作り上げていく実り多い活動です。年長のオペレッタは長い歌の歌詞を12月から歌いこんで覚えていました。どの子も今までに経験して身に付けてきた力が充分に発揮でき、達成した満足感を獲得できますように。また友だちと力を合わせることの大切さを実感できますように。どの子も主役であるかのようにきらりと光りますように。

園長 熊田佳美

生き物とのふれ合い

 朝晩が冷え込む季節を迎えました。インフルエンザによる学級閉鎖にご協力いただいたクラスもあり、風邪が蔓延する時期でもあります。日々の体調管理に留意して健康に過ごしましょう。

最近、頻繁に東北地方や時には関東地方などで熊の出没のニュースを見かけます。時には人が襲われて命を脅かす事態が発生して、自治体対応では解決に至らず、国が対応するまでに深刻な問題に発展してきました。私たちが日頃生活する中で様々な生き物との共存があり、場合によっては命の危険を伴う生物に気をつけなければならないケースもあります。幼稚園の例をあげると蜂やセアカゴケグモなど刺されたり噛まれたりしないように気をつけないといけない昆虫を教えたり、生えているキノコをむやみに採ったりしないように伝えたり、生活の中での身の安全指導を通年しています。
 一方で毎年この時期に「ふれあい移動動物園」を園庭で実施しており、今年度もひよこやうさぎ、かめ、やぎ、モルモットなど小動物に餌やりをしたり抱っこして触ったりする機会を作りました。始めはおっかなびっくり触っていた子も慣れてくると胸の前でしっかり抱きかかえて動物の背中を撫でてあげられるようになります。ギュッとつかむようにすると嫌がって動物がスルリと逃げてしまう経験もします。また、ポニーにまたがってニコニコしながらコースを一周する体験や家から持ち寄った野菜やパンを与えて自分の手から食べる様子を喜んだり興味深そうに眺めたりして楽しめる貴重な体験は今後も継続して実施してあげたい行事の一つです。
 生き物とのふれ合いは、危険、安全の線引きや正しい関わり方の知識を判断できる力をつけておくと将来に役立つと思います。上手に身の回りの生き物と関わりながら命の大切さや小さい命への優しさを育むことができたら嬉しいですね。

園長 熊田佳美

次の成長に繋がる経験

いつの間にか季節は秋に変わり、日が短くなったり朝晩の冷え込みを感じたりするようになってきました。ススキの穂が風に揺れる様子を目にすると芋掘りや収穫祭、ふれあい移動動物園など園児達が自然や生き物に触れて楽しむ行事の時期になったことを実感します。先日の「スポーツプレーデー」では園児全員が参加して無事に終えることができ、園児たちのそれぞれの成長の節目をご覧いただけたのではないかと思います。
プレーデー当日は園児の数以上のたくさんの方々がお越しくださり、声援や拍手、あたたかなまなざしでの観覧で園児がいつも以上に力を発揮する後押しをしていただきました。中には大勢の人を前にして緊張のせいか足が前に進まなくなってしまったり、体操やダンスの時に立ちすくんでしまったりする子もいましたが、来年、再来年と月日が経つにつれて年長児の子どもたちのように変わっていく事を期待して成長を楽しみにしています。
 今回の経験は子どもの成長のなかでも目に見えにくい心の根っこをどの子も伸ばすことができました。これは必ず次に繋がる力をつけたものと信じてこれからも大切に育てていきたいと思います。
また、幼稚園生活最後のプレーデーに取り組んだ年長児たちは、リレーのたくましい走り、パラバルーンで友だちと息を合わせての演技、体の動きと気持ちを集中させてのエイサーの表現、どれをとっても全力で取り組む様子が伝わってきて感動そのものでした。音楽発表会や子鹿パーティーでの表現が今から楽しみです。

園長 熊田佳美

健康で丈夫な体作り

 近年の気候変動の影響は幼稚園活動に大きく影響しているところですが、稲刈り後の田んぼ周辺にカマキリやバッタがいたり、園庭にある柿の木の実がオレンジ色に変わり始めたりと、秋を感じることも少しずつ増えています。
 まだまだ暑さが厳しい時期ではありましたが、日陰を利用して年長児が稲刈りを行いました。当日は、バスの運転手さんや添乗員さんたちも協力してくださり短時間で速やかに過ごす事ができました。子鹿米の稲の刈り取りの収穫は近年に劣らず十分な量が得られました。これから、脱穀、もみすりを行って中から玄米を取り出す作業に進みます。昔ながらの米作りの体験が幼稚園の庭でできるのは珍しく、子どもたちにとって貴重な思い出になるに違いありません。全園児が玄米を持ち帰り、お弁当に入れて食べる日が今から楽しみです。

 子鹿幼稚園では米の他にもジャガイモを育てて収穫して食べたり、庭の木のキンカンをジャムにしてパンにつけて食べたり、ジュースにして飲んだり、枇杷の実を採って食べたりして様々な食育を実施してきましたが、コロナ禍に入ってからは一変して何もできなくなってしまった時期がありました。
けれども米作りだけは休むことなく毎年続けてきました。健康な体は一生の宝ですが、身体づくりは食べることと運動が基本だと思います。好ましい食生活習慣は子どものころから身に着けてあげられたら幸せですね。食べたものが自分の体になる事や運動すると腕や足が丈夫になって力持ちや速く走れるようになったりする等声をかけて積極的に健康で丈夫な体作りを自分で心がけるようになってくれたら嬉しいです。
 10月に予定しているスポーツプレーデーでは、運動面での成長の節目を 保護者の皆様にご覧いただけましたら幸いです。どうぞお楽しみに!

園長 熊田佳美