友だちづくり

進級、入園から早一週間が経ちました。先日降った雨の湿りで植栽のつつじが咲き始めて園庭に色を添えてくれています。最初は泣いたり走り回ったりそれぞれだった年少児が、みんなと一緒の時間が穏やかに過ごせるようにと先生たちも一生懸命に奮闘中です。
先日、職員室でこんな話を聞きました。年長児のAちゃんは最近妹が生まれた女の子です。Aちゃんは日頃から人懐っこい性格で、実習生が来た時もいち早く甘えてそばに寄っていき、物おじせずに話しかけることができます。さっそく園庭で知り合った年中児のYちゃんと意気投合し、名前を聞いて「可愛い名前だね」と褒めてあげていたそうです。Aちゃんの名前への関心はそこだけで終わらず、担任の先生に「園長先生は何て名前なの?」「伊藤さんは?」と下の名前で呼んでいる先生たちとは違う呼び方をされている職員の事を聞いて、「きりこさんだよ」と教えると「可愛い名前だね」と言ったとのことでした。脇で一緒に聞いていた先生が「妹の名前を聞かれては可愛い名前だねって言われているのかな」と言っていましたが、(なるほどなあ)とうなずける話でした。幼稚園で友だちができ始めるとお互いに名前を呼び合うようになり、話の中で友だちの名前が出てくるようになります。社会性の嬉しい芽生えですね。でも、まだまだ新年度は始まったばかり。なかなか幼稚園の事をしゃべってくれない、お友だちの名前がでてこない、と焦って心配しないで嬉しい時がくるのを待っていてあげてください。
今年は振替休日を利用して長いゴールデンウィークがあります。新しい環境に慣れようとエネルギーを使って心身ともに疲れが見え始める時期と重なります。どうぞご家族でリフレッシュできる良い連休になりますように。

園長 熊田佳美