備えあれば憂いなし

 季節外れの猛暑や大雨の影響で、私たちが暮らす日本だけでなく世界中の 国々が被災しているニュースが年々増えているように感じます。これも地球温暖化の影響なのでしょうか。
 最近の出来事では、千葉県内で震度5強の地震が発生し、千葉市でも震度4が観測されました。東日本大震災の時の教訓から千葉市幼稚園協会では、 震度5強の地震が市内で発生した際は園バスの運行を止めるきまりを作っ ています。子鹿幼稚園では火災や地震などにより園舎外に避難する場合、第 一避難場所はブランコ前、第二避難場所は幸町第三小学校になっています。 被災の状況で変更しない限り園児の引き渡しはこのどちらかの場所で行い ますので、ご承知ください。津波の心配がある時は、園舎のA棟非常階段を 使って上階層まで避難をします。

 園児や私たちの命を脅かす災害や事故や病気は予期せぬ時に起こること が殆どで、予測不可能のことが多いです。そのため、日常では災難を起こさ ないように安全の対策や予防、心構えを忘れないようにしています。万が一 発生した場合は命を守ることを最優先に対応して、被害を最小限にとどめる 行動をとります。常に身の安全を考えて行動することは、一生自分の命を大 切にしていく力が育つことにつながります。命の大切さを伝えていく際に、 園児たちへの安全や衛生指導はとても大切に思います。
同じようにご家庭でも子どもたちには交通安全を始め安全な行動を教え たり、災害時の備えをしておいたりすることを心がけてみてください。何か あっても備えがあるとないとでは大きく結果に違いが出るに違いありませ ん。

園長 熊田佳美