膨らんでいく友だちの存在

 いよいよ3学期が始まろうとするタイミングでの大雪警報。冬休みの期 間が更に延びてようやく久しぶりに登園した園児たちはとても元気にしています。
  3月の総会が今年度も中止となっているため、1月が最後の会となる役員会を先日行いました。コロナ禍においてもPTA役員の皆さんには一年 を通じてクラス内の連携、プレーデー等のお力添えなど保護者を代表して 幼稚園を支えていただきました。PTA会計を管理する会計の方々には郵 便局と幼稚園を行き来し、ご足労をおかけしましたが、おかげさまで各家 庭からお預かりしている会費を園児たちに有効に還元してこられたと感 じています。改めて、幼稚園の園生活においてPTAの存在がより心強い ものだと痛感する時期になりました。
 園児たちはというと、クラス内では友だち同士の遊びが楽しくなってい て、年少児のクラスでも年長や年中クラスの園児たちのように先生に依存 しないで遊べるような力がいつの間にかつきました。ふらりと歩いていて も「園長先生一緒に遊ぼう」と誘われる事が減り、手持無沙汰を感じつつ も子どもの成長を嬉しく感じる時期です。そんな中、子鹿パーティーの劇 の練習が始まっていて、テラスの窓越しに役のお面をつけて嬉しそうに取 り組んでいる様子を見かけるようにもなりました。ホールの舞台での練習 も盛んになっていくと思いますので、黒子となって何気なく近づいて個々 の表現を楽しませてもらいつつ、力添えができるように過ごしていきたい と思っています。どうぞ楽しみにしていてくださいね。

園長 熊田佳美